茶の実オイル―Tea seeds oil―

茶の実オイルって、ご存知ですか？
茶の実オイルは、お茶の原料となるお茶の木から採れるお茶の実を圧搾してオイルです。最近は有名な化粧品ブランドのスキンケア商品にも配合されるようになりました。

秋、ちょうど今頃、お茶の木に白いお茶の花が咲きます。茶の実はお茶の花が咲いたほぼ1年後の秋に収穫できるようになります。茶の実オイルは、100kgの茶の実から約10kgしか搾れないと言われています。オリーブや椿と比較して搾油率が低いため、国産の茶の実オイルは1キロ数万円もする大変高価なオイルです。

お茶の木もツバキ科の植物で、椿オイルと同様肌に浸透しやすく保湿効果の高いオレイン酸を豊富に含んでいます。そのほか、ビタミンEやコエンザイムQ10 などの成分が含まれています。

お茶の花や実を見たことがない方も多いかもしれません。お茶の原料となるお茶の葉を栽培している茶畑では、実のほうに栄養がいってしまわないように花は咲かせないように栽培しているのです。

窒素肥料を抑えて栽培している茶畑や耕作を辞めた茶畑にはたくさんのお茶の花が咲き、茶の実が摘採できます。

古くは、茶の実から油を搾り食用にしたり、洗髪などに利用したりしていた地域がありました。日本で大切にされてきた美容法を引き継いでいきたいです。

※ご紹介した内容は複数の書籍等の記載を確認し作成しましたが、販売する商品の効能・効果を示すものではありません。

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