オタネニンジン|根の成分と、目もとのしわ研究
NACHARALの薬箱|植物と肌の研究ノート
名前に「ニンジン」とあっても、食卓のオレンジ色のニンジンとは別の植物。オタネニンジンの根は、ジンセノシドなどの成分を含む素材として研究されています。肌との関係では、加工したエキスを配合するクリームのヒト試験があります。
植物の基本情報
オタネニンジン/Panax ginseng/ウコギ科/注目する部位:根
23人で行われた比較試験
2015年の研究では、酵素で処理したオタネニンジンエキスを用い、23人を対象に無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験を行いました。目もとのしわを評価し、皮膚表面の粗さなどの指標に改善が報告されています。[1] 誰が試験品を使うかを無作為に決め、使用者と評価者に区別を知らせない方法は、思い込みの影響を減らす工夫です。
原料の加工が結果を左右する
この試験の原料は、酵素処理によって成分組成を変えたエキスです。通常の根エキスや、蒸して加工した紅参、飲用の人参製品と同じではありません。ジンセノシドという成分名が共通していても、種類や量、皮膚への届け方が変われば、結果も変わり得ます。
美肌効果を説明できる範囲
人のしわを測定した研究はありますが、小規模試験であり、製品を再現するための配合濃度や使用期間の詳細までは確かめられていません。オタネニンジン配合製品全般にしわ改善を保証したり、洗い流す製品にも同じ結果を当てはめたりすることはできません。しかしながら、長く重宝されてきたオタネニンジンを「滋養の植物」だけではなく、美容への効果にも今後も注目しています。
参考文献
文献確認・更新:2026年10月25日。公開された一次研究から、原料・試験方法・結果を整理しました。抄録確認と記した文献は、全文の詳細を確認していません。すべての研究を網羅した評価ではなく、NACHARAL製品の効果を検証したものでもありません。肌に用いる製品は表示された使用方法に従い、異常が出た場合は使用を中止してください。

