Artículo: 植物油と精油はどう違う? 肌のお手入れに役立つ「オイル」の基礎知識
植物油と精油はどう違う? 肌のお手入れに役立つ「オイル」の基礎知識
ホホバオイル、ローズマリーの精油。植物から生まれ、どちらも「オイル」と呼ばれますが、その性質は同じではありません。
化粧品の成分表示にも、さまざまな植物の名前が並んでいます。名前だけでなく、どのような素材として使われているのかを知ると、いつものお手入れが少し身近になります。
今回は、植物油と精油の違いを入り口に、肌と植物との関わりを見つめてみましょう。
同じ「オイル」でも、性質はさまざま
「オイル」という言葉は、化学的な性質の異なるものにも使われます。植物から採れるオイルと呼ばれるものであっても、油脂と精油では成分や性質が大きく異なります。[4]
植物由来の油性成分は、肌をなめらかに整えるために
植物由来の油分には、ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど数多くの種類が存在します。化粧品のなかでもクリームや乳液には、肌に油分を補い、しっとりとした感触に整えるため油脂が配合されています。
NACHARALのシズオカモイスチャーミルクでは、ホホバ種子油を「エモリエント剤」として表示しています。商品全体としては、化粧水で整えた肌に水分と油分を補い、肌をしっとりなめらかに保つ乳液です。
成分を知るときは、植物名とともに、製品の中でどのような目的で使われているかにも目を向けてみてください。[1]
精油は、植物の香り成分を集めた素材
一方で、精油は、花や葉、果皮、根などから抽出した、揮発性のある芳香成分を含む素材です。「揮発性」とは、空気中に蒸発しやすい性質のこと。植物ごとの香りを感じられるのも、その特徴です。
日本アロマ環境協会は、精油を植物から抽出した天然の芳香物質と定義しています。植物の香りが凝縮されているため、使う量や方法への配慮が必要です。[2]
毎日のお手入れでは、製品の使い方を大切に
精油の原液を、そのまま肌につけることは避けましょう。海外では直接原液を塗布することを推奨する場合もありますが、日本最大のアロマテラピーの団体である日本アロマ環境協会は、原液の皮膚への使用や飲用をしないよう案内しています。天然の素材にも、適切な扱い方があります。[3]
日常のスキンケアでは、完成した化粧品を表示どおりに使うことを基本に。香りを強めるために手持ちの精油を追加するよりも、その製品本来の使い心地を確かめてみてください。
赤みやかゆみ、刺激などが現れたときは使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医へ相談しましょう。
NACHARALが提案する、植物との付き合い方
ここからは、植物の知識を踏まえたNACHARALとしての提案です。
植物の名前をひとつ覚えたら、次は「どのような形で使われているのだろう」と考えてみる。種子から得られる素材なのか、葉の香りを集めたものなのか。化粧品では、どのような役割を担っているのか。そんな小さな関心を重ねることも、自分に合うお手入れを考える時間につながります。NACHARALの薬箱では、植物の背景と、毎日の暮らしでの使い方を、一緒に学んでいきたいと考えています。
まとめ
植物油と精油は、同じ「オイル」と呼ばれていても、性質や使い方が異なります。化粧品を手に取ったら、植物の名前だけでなく、配合目的や使用方法も確認してみましょう。植物を知る楽しみを、肌に無理のない毎日のお手入れへ。成分表示は、そのための身近な入り口です。
出典・参考資料
確認日:2026年11月5日
- NACHARAL「シズオカモイスチャーミルク」:全成分、配合目的、使用方法・注意事項。ご使用前にはお手元の商品の表示もご確認ください。
- 公益社団法人 日本アロマ環境協会「精油とは」:精油の定義と特徴。
- 公益社団法人 日本アロマ環境協会「安全に楽しむために」:原液使用・飲用に関する注意。
- 国立国会図書館レファレンス協同データベース:「油」と「精油」の性質の違いを解説する文献案内。
