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Article: ラベンダー|香りの先にある、皮膚修復の基礎研究

ラベンダー

ラベンダー|香りの先にある、皮膚修復の基礎研究

NACHARALの薬箱|植物と肌の研究ノート

小さな花穂と、広く親しまれる香り。ラベンダーは精油の代表的な植物ですが、科学論文には、傷をつくった動物の皮膚が修復する過程を調べた研究もあります。よく聞く「肌によい」という言葉を、研究の条件から読み解いてみましょう。

植物の基本情報
ラベンダー/Lavandula angustifolia/シソ科/注目する原料:精油

1%の精油を用いたラットの試験

2016年の研究では、ラットの皮膚に作った傷に、1%のラベンダー精油を隔日で使用し、14日間の経過を調べました。試験の前半から中盤にかけて、傷の面積の縮小が早まったと報告されています。[1] 使用した精油では、リナロールや酢酸リナリルが主要な成分でした。研究では、I型・III型コラーゲン、TGF-β、傷を縮める働きに関わる筋線維芽細胞なども調べられています。[1] もっとも、これらは傷の修復過程を説明する知見です。健康な顔の肌でコラーゲンが増え、しわが減ることを確かめた試験とは、目的も条件も異なります。また、ラットでの結果だけでは、人の傷の治療に有効か、安全かは判断できません。今後の研究結果が待たれます。

また、ラベンダー類には複数の種があり、精油の組成も一様ではありません。ここで紹介した研究はLavandula angustifoliaの精油を対象にしています。購入の際には学名、配合濃度、使用部位を確認をすることが大切です。

参考文献

  1. 2016|ラベンダー精油とラットの皮膚創傷修復(BMC Complementary and Alternative Medicine・本文確認)

文献確認・更新:2026年10月25日。公開された一次研究から、原料・試験方法・結果を整理しました。抄録確認と記した文献は、全文の詳細を確認していません。すべての研究を網羅した評価ではなく、NACHARAL製品の効果を検証したものでもありません。肌に用いる製品は表示された使用方法に従い、異常が出た場合は使用を中止してください。

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